賃貸管理あれこれ その70
当ブログへお越し頂きまして誠にありがとうございます♪
アドバンスプロパティ代表の山崎です。
今回のお話ですが、共同住宅の自動火災報知器を交換になります。
前回の消防点検にて不具合が見つかったこともあり、合わせて避難はしごと誘導灯など老朽化が進んだ消防設備について交換作業をしました。
そもそも消防点検って何?
賃貸であっても消防点検はあります。
分譲マンションで行う消防点検と比べるとミニマムにはなりますが、
消防点検には大きく分けて2つあり
『総合点検』と『機器点検』があります。
総合点検については年に1回 機器点検については6か月に1度以上を行う必要があります。
点検実施後、3年に1度消防署へ報告が必要になります。
※消防点検についてのお話はまた後日・・・。
ちなみに消防点検ですが、一般的な大きさのアパートやマンション※注1)であれば、オーナー様や管理会社での施工も可能です。
※注1 延床面積150㎡以上1000㎡未満の建物
点検箇所は、消火器の使用期限が切れていないか?誘導灯はきちんと点灯しているか?
など、ほぼ目視でできる作業になります。
今回の建物ですが、1階部分がテナントで1000㎡を超す建物ですので、消防設備士の資格を所有する方での点検が必要です。
もちろん我々管理会社が行う消防点検であっても有資格者が行う消防点検であっても、事前に通知をさせて頂き、入居者様のご協力が必要になります。
話を戻らさせて頂きます。
今回は自動火災報知器(建物の壁面など共用部に設置)と誘導灯の交換がありますので、『消防署に対して交換をしました』
という報告をしなければいけません。
※ただ交換するだけではだめです。←ここ重要なポイントです。
これらは有資格者が消防署に対して交換したという専用の報告書を作成の上
正副を提出し、正を消防署 副を所有者が保有することになてます。
交換後の箇所について♪
左から共用部壁面に設置され交換が完了した自動火災報知器
真ん中は各フロアに設置され交換が完了した避難誘導灯
右は各フロアに設置され交換が完了した非常ベル
左から1階テナント部分に設置され交換が完了した避難誘導灯
右は各世帯に設置され交換が完了した避難誘導灯
その他、複数のお部屋で避難はしごの交換を行いました。
消防署との立会検査です♪
消防署立ち合いの元、きちんと自動火災報知器が作動してるかどうかの確認。
1階部分テナント様については、宅内の火災報知器が作動するかどうかの確認。
各世帯については、家庭用火災報知器の作動確認と、1階共用部に設置した自動火災報知器が作動し、ベルが鳴る事の確認をして完了。
消防署から点検完了のお墨付きを頂き、各種副本を受け取り作業完了です。
来月、総合点検を入れて不備がないオール良になります。
意外と消防点検をやっていないアパートを見受けますが、今からでも遅くありませんので即施工しましょう♪
消防点検って何?
どうすればいいの?
などご不明な点がございましたらオーナー様の自主管理の物件でもご相談に乗らせて頂きますのでお問合せくださいませ。
今回はこの辺で
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